北米時間2018年1月9日にRazer社がワイヤレスマウス「Razer Mamba HyperFlux」と,Mamba Hyperfluxへワイヤレス給電できるマウスパッド「Razer Firefly HyperFlux」を発売することを発表しました。
各社から充電不要のワイヤレスマウスは販売されていますがどこか使い勝手が悪かったり不満点も多いと思います。
HyperFluxが既存のワイヤレスマウスとどこが違うのか、気になる発売日なども含めて調査してみました。
出典http://www.4gamer.net/games/023/G002318/20180110005/
Razerについて
日本ではあまり聞きなじみのないRazerですが、カリフォルニア州サンフランシスコに本拠を構えるゲーミングデバイスメーカーです。
日本代理店は株式会社MSYとなっています。
Razerは1998年にKärna LLCによって設立されました。
1999年にゲーミングマウスBoomslangを発売。当時の光学式センサーのdpi値が200~400dpiであったのに対しBoomslangは1000dpiの解像度をもったセンサーを搭載しており、当時のゲーマーの間で爆発的にヒットしました。
出典https://twitter.com/razer/status/309381881516941312
2000年に経営上の困難から事業停止となりましたが2005年にシンガポールの起業家Min-Liang Tan(陈民亮)と、アメリカ出身のRobert Krakoffが、Razerのブランドの権利を買収し、カリフォルニア州・サンディエゴとシンガポールを拠点に、Razer Inc.を設立します。2009年にグローバル本社をサンフランシスコに移転、欧州にも拠点を持つが、オフラインショップの開設など、特に中華圏を中心とするアジア地域での事業展開に力を入れているメーカーです。
商品名の大半に動物(爬虫類や昆虫類)の名前を使用しているのも特徴のひとつですね。
HyperFluxの特徴
商品はマウスとマウスパッドのセットになります。
マウスパッドからワイヤレスで電気が供給されてマウスが動く、という仕組みです。
似ている商品としてLogitech G(日本名「Logicool G」)の「POWERPLAY Wireless Charging System」が存在しますが大きな違いは、
HyperFluxにはバッテリーを搭載していません。POWERPLAYのように「操作が止まっている間に充電する」のではなく,HyperFluxでは常時給電を行うためHyperFluxの本体重量は約96gと驚異的な軽さを実現できたようです。
HyperFluxの本体左側面にはワイヤレスモードとワイヤードモードを切り換えるスイッチも搭載されていますのでいざというときにも安心ですね。
今回公開された情報では
マウスのサイズは70.1(W)
出典http://www.4gamer.net/games/023/G002318/20180110005/
マウスパッドのサイズは355(W)
細かい仕様は以下となっています
ボタン:左右メイン,センタークリック&チルト機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×2
トラッキング速度:450 IPS
最大加速度:50G
トラッキング解像度:最大16000DPI
レポートレート(ポーリングレート):最大1000Hz
出典http://www.4gamer.net/games/023/G002318/20180110005/
発売日や価格は??
|
気になるHyperfluxの発売予定日ですが2018年4~6月となっています。(世界市場,Razerzone.comとも)
価格は249.99ドルとのことなので日本円で25000~30000円といったところになるのではないかと予想されますね。
コメント